まず断っておきたいのが、このブログの記事は主観まみれで、論理の飛躍もするし、感傷的かつ自己陶酔的で、ゲーム評とはとても呼べない代物です。そもそも批評をするつもりもなく(批評できるほどの審美眼ありませんし)、ゲームの印象的なシーンを取り上げてあれこれ語る、短いエッセイのようなものとして綴っていければと考えています。
ブログ名でお分かりの通り、主に取り上げたいのは『恐怖』、そして『愛』です。私の主観に基づいて、個人的に恐怖を感じたシーン、愛を感じたシーンを取り上げていく予定なので、わかりやすいホラーゲームのワンシーンもあれば、「なんでこのシーンが恐怖なの?」と疑問を持たれることもあるかもしれません。それこそが面白いところで、一見するとほのぼのしたシーンにも、見る人によっては身の毛もよだつ恐怖があったり、その逆で、一見残酷に見えるシーンにも、言葉では語られない愛を見ることがあります。そして、恐怖と愛の共通点は、どちらも人を大きく変えてしまうということです。
私は、ゲームは人生の縮図だと思っています。ゲームという媒体を通して描かれる、恐怖と愛を読み解くことで、私たちの日常にも違った視点を持つことができるかもしれません。最初に申し上げた通り、自分勝手な感想を並べ立てるブログです。「こんなふうに考える奴もいるのか。変わってるなあ」程度に見ていただければ十分ですし、私の戯言で少しでも作品に興味を持っていただけて、実際にゲームを遊んでいただけたなら、それに勝る喜びはありません。